信州ブルースの真髄:ジロー・ヤマオカが語る音楽と高遠ジャズ&ブルースフェスティバルの魅力
信州ブルースの真髄:ジロー・ヤマオカが語る音楽と高遠ジャズ&ブルースフェスティバルの魅力
長野県出身のブルースギタリスト、ジロー・ヤマオカ。彼はスライドギターを駆使し、古き良きブルースの伝統を受け継ぎながらも、日本語で歌う独自のスタイルを確立しています。今回は彼が音楽を始めたきっかけから、ライブでの印象的なエピソード、そして高遠ジャズ&ブルースフェスティバルでの特別なステージについて語ってもらいました。
音楽を始めたきっかけと今も変わらぬ情熱
「何かをつくることが好きな子どもだった」と語るジローさん。10代の頃、偶然ギターに触れコードを覚えたことから音楽の世界に入りました。
「ぼくは音楽で自分自身を表現できることを知り、同時にその難しさと奥深さも感じた。これは人生をかけて追求すべきことであり、その思いは今も変わらない」と語ります。
音楽への深い愛情と探求心は、彼のパフォーマンスの根底に流れています。表現力豊かなスライドギターは、彼のその想いを聴く人の心に静かに、しかし力強く響かせます。
独自のブルーススタイルとは?
ジローさんは、自身の音楽を「黒人が歌っていた古いブルースの日本語カバーや、普遍的なテーマを題材にした自作曲をギター弾き語りで演奏するスタイル」と説明します。
「ブルースギター特有のスライドプレイも得意」とのことで、スライドギターを使った哀愁漂う音色は彼の音楽の大きな魅力のひとつ。
彼の演奏はただの技術ではなく、心の叫びや感情が込められ、聴く人をブルースの世界に引き込みます。
忘れられないライブの思い出
「ぼくのライブを見たのがきっかけで、ギターを始めたり、人前で歌うのを再開したりする人と何人か出会った。こんな嬉しいことはありません」とジローさん。
ライブがただの演奏の場ではなく、人々の人生に良い影響を与える機会になっていることが、彼の音楽への情熱をさらに高めています。
高遠ジャズ&ブルースフェスティバルでのスペシャルステージ
今年の高遠ジャズ&ブルースフェスティバルでは、ジローさんはソロでの弾き語りだけでなく、長野を代表する精鋭ミュージシャンたちとのバンド編成による特別なステージも披露します。
メンバーは、小山幸徳(ドラム)、荒井明彦(ベース)、小見一成(ギター)、コイケテツヤ(キーボード)。彼らとともに送るソウルフルなパフォーマンスは必見です。
「バンドでのライブは今回が最後になる予定。特別な瞬間をぜひ体感してほしい」とのこと。ファンにとっては見逃せない一夜になるでしょう。
共演したいアーティストは?
ジローさんが共演したいのは、ケリー・ジョー・フェルプス。
「彼の音楽に対する姿勢にぼくは深く共鳴したし、彼のスピリットの継承者でありたい」と語っています。
音楽に対する真摯な姿勢と魂を受け継ぐ思いが、彼の演奏スタイルや人生観にも表れています。
まとめ
信州ブルースの真髄を体現するジロー・ヤマオカ。彼の繊細で力強いスライドギター、そして心に響く歌声は、間違いなく高遠ジャズ&ブルースフェスティバルのハイライトの一つになるでしょう。
今年の9月6日、ポレポレの丘で特別な夜をぜひ体験してください。
📅 日程:2025年9月6日(土)
📍 場所:ポレポレの丘 – 高遠町東高遠
営業時間
- 月曜日~金曜日 : 09:00 - 18:00
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